2/23の記事で、市街地付近のワシ類調査の結果をお知らせしましたが、
今回は羅臼側の道路の終点に位置する相泊から、半島先端部方向に向かって
徒歩で行っている調査(3km程度の区間)の結果をお知らせします。
相泊以北には道路もなく、ワシに対する人為的な影響が他の地域よりも小さいため、
冬でも漁業が行われる、市街地周辺との違いを調べるのに適しています。
海岸部には基本的に積雪がありますが、一部雪のない場所もありました。
■調査結果
・今回は流氷が沖に流されていたせいか、前回の調査よりもかなり少なくなりました(前回:2月4日は11羽)。※流氷があると樹上と流氷上に分散してしまいます。
オオワシ成鳥1羽
<調査中に見られた生き物>
シノリガモ、ヒメウ、オオセグロカモメ、シロカモメ
※野鳥観察、スキーヤーの皆さま
最近は雪も降らず暖かい日が続く傾向にあるので、雪崩の危険性が高まっています。
相泊よりも先のエリアに進む方は、事前にルサフィールドハウスで情報収集を
行うことを強くおすすめします。
(環境省 木村)