道路の最終地点、相泊から約4㎞、岬方面の海岸線を歩いていくと
観音岩があり、観音岩を越えるとウナキベツ川が流れています。
今日の巡視は、主に知床岬や知床岳・知床沼への登山や海岸トレッキングに
訪れる人をカウントする利用者カウンターの管理と、
強靱な刺をもつアメリカオニアザミの分布拡大を防ぐための外来種駆除作業を
行いました。
海岸線では、多様な花が咲き始めています。
浜では紫色のハマエンドウや、岩場では風に揺れるミヤマオダマキなどが
見られます。
これから夏にかけて、色とりどりの花々を楽しむことが出来そうです。
ミヤマオダマキ
<相泊~観音岩で見られたもの(声・痕跡含む)>
鳥類:オオセグロカモメ、ウミウ、イソヒヨドリ、ハクセキレイ、
エゾムシクイ、エゾセンニュウ、センダイムシクイ、ミソサザイ、
ノゴマ、カワラヒワ、ハシボソガラス
植物:ハマエンドウ、オドリコソウ、カノコソウ、エゾモメンヅル、
エゾカンゾウ、チシマフウロ、ミヤマオダマキ、イワベンケイ、
エゾキケマン、シコタンタンポポ、エゾイヌナズナ、
ミヤマタニタデ、ウコンウツギ
(環境省:後藤)