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エゾシカ対策の網(鹿よけ用の網・ネット)について [2011年07月16日]

 

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主に羅臼町内の皆さまへ

夏になり、羅臼町内では、庭の花壇や家庭菜園を守るために張られたシカよけ用の網に、エゾシカが絡まる事故が多発しています。

使う網の目が粗すぎることが一番の原因です。オスジカの角が絡まるのはもちろん、メスジカや子ジカが首を絡めてしまう例も多発しています。

網で動けないシカをヒグマが食べに来た実例もあります。シカが絡まりやすい網を庭に張ることは、とても危険です!

目が細かく、シカに破られない強度をあわせ持ち、なおかつ町内で入手しやすい網の種類を具体的に示すため、当財団では羅臼町役場からの委託をうけて、冬期に実験をおこないました。

その結果、「ロールネット」という商品名の網(目の大きさ2.4~2.5cm)がシカ対策に適していることがわかりました。

「鹿よけ網」という商品名の黄色い網(目の大きさ16cm)は、これまでも町内でシカが絡まる例が多発していましたが、実験期間中にもバッチリ絡まりました・・・網自体もかみ切られて、網で囲んだスペースの中にシカが侵入し、干し草をモリモリ食べていました。

 

詳しい実験内容は、コチラ  Sika_taisaku_Ami_4.pdf

 

をご覧ください。

 

市販品の防獣網ではなく、漁網の廃網を再利用しているお宅もよく見かけますが、その場合も目の大きさが3~4cm以下の丈夫な網を使ってください。底引き網の廃網に適したものがあるようです。目合6~7cmだと、キツネが絡まります。また目が小さくても、刺し網の廃網は基本的に弱くて不可ですので、ご注意ください。

 

*その他ご不明点がありましたら、羅臼ビジターセンター内事務室2(電話0153-87-2828)の当財団職員まで、お気軽にお問い合わせください。

*上記のおすすめの「ロールネット」は、羅臼町内や中標津町内のホームセンターで販売されていることを確認しています。漁協の購買部さんでも同様の品物を置いていただけるように依頼中です。

 

公益財団法人 知床財団 羅臼地区事業係

 

 

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目合16cmの商品名「鹿よけ網」に絡まり、民家の庭先で

もがくオスジカの実例(2010年7月羅臼町内にて撮影)

 

 

 

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