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9月24日【外来種防除活動】自然情報 [2012年09月25日]

 今日は、国立公園内に侵入してしまったオオアワダチソウを駆除してきました。

オオアワダチソウはもともと北アメリカ原産の植物で、観賞用に輸入されたものが定着してしまったのだと言われています。また、外来生物法では要注意外来生物に指定されていますし、日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会)にも入っている種です。

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オオアワダチソウの群落

  このオオアワダチソウの特徴は、繁殖力が高い上に、アレロパシーという他の植物の生長を抑えたり特定の昆虫を排斥したりする作用があり、在来種との競争・駆逐が問題となっています。

 そんなオオアワダチソウが国立公園の中で繁茂してしまったら、在来の植物だけでなく、昆虫類などにも影響を及ぼしてしまいます。そうなってしまう前に、駆除を行う必要があります。

 オオアワダチソウの駆除は抜き取りが効果的であるとのことなので、一本ずつ手で抜き取り作業を行いました。既に大きな群落をつくってしまっていたため、気が遠くなるような作業でしたが、なんとか終えることができました。

 しかし一度抜き取りをしたからもう生えてこない、というわけではありません。あと数年かけて駆除し続けなければいけませんし、他に分布拡大をしていないか監視を続ける必要もあります。

 また、知床にはオオアワダチソウ以外にもアメリカオニアザミ、ジキタリス、フランスギク、ホソバウンランなど多くの外来植物が生育しています。これらの外来種は、人間の活動によって持ち込まれたものであり、元々日本に生育していた在来の植物の生息域を奪い、駆逐しています。

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 ホソバウンラン

 ではなぜ外来の植物が持ち込まれるのでしょうか。主な理由としては、人間の鑑賞用として持ち込まれる事が多く、家の庭から野外に分布をひろげた結果、外来種として問題になってしまっているのです。これらのこともあり、外来種には鮮やかな花を咲かせる種類が非常に多いといえます。

上の写真のホソバウンランも見た目は大変かわいらしい花なのですが、実は外来種だったりしているのです。

 皆さんも是非興味があれば、外来種について考えてみてください。

 

                             (環境省 菅原)

 

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