羅臼岳・知床連山|知床世界自然遺産・知床国立公園 羅臼ビジターセンター

北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢6-27 TEL.0153-87-2828

HOME > 羅臼ビジターセンターがお届けする知床の自然情報 > 12月7日【熊越の滝巡視】自然情報

12月7日【熊越の滝巡視】自然情報 [2012年12月08日]

  熊越の滝付近では、アカゲラ、コゲラなどのキツツキ類とシジュウカラ、ゴジュウカラなどのカラ類が観察できました。また熊越の滝下流にあるダム湖では、ホオオジロガモやスズガモなどのカモ類が観察できました。よく観察するとホジロガモの中に混じり、ヒメハジロという珍しいカモも観察できました。羅臼町では初確認だそうです。

himehajiro.jpg

 写真中央の頭が白いカモがヒメハジロのオスです。ヒメハジロは日本に渡来するカモ類の中で最小のカモで、頭部の白と青紫の色彩が美しい鳥です。ちなみにヒメハジロの左に写っている、頬の白いカモがホオジロガモのオスで、その後ろの2羽がホオジロガモのメスになります。

 

 冬期は、鳥インフルエンザの監視強化期間です。今回の巡視では、野鳥の衰弱個体や死体個体は発見されなかったので一安心しています。もし知床で鳥インフルエンザが発生した場合、知床に生息しているシマフクロウ、ワシ類などの希少な鳥類に影響が及んでしまう可能性があります。そうならないためにも、今後も日々監視を強化して巡視を行っていきます。

 <巡視で観察できた鳥類>

[熊越の滝]カワガラス、ミソサザイ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、コゲラ、アカゲラ、ハシブトガラ

[下流ダム]ホオジロガモ(♂3羽、♀10羽)、カワアイサ(♀2)、スズガモ(♂1♀1)マガモ(♂1♀1)、ヒメハジロ(♂1)

                            (環境省 菅原)

月別アーカイブ