第9回の羅臼側の調査結果
オオワシ 56羽 (成鳥46羽、幼鳥10羽)
オジロワシ 53羽 (成鳥33羽、幼鳥20羽)
計109羽という結果でした。
オジロワシ成鳥(左)とハシボソガラス(右)
カラスに比べるとオジロワシはやはり大きいですね。
オオワシ、オジロワシ共に羽を広げると約2mを越える大きさです。オス・メスによっても大きさが違うのですが、実は、一般的に猛禽類はメスの体の方が大きく、オオワシ、オジロワシもメスの方が大きいのです。
オジロワシの何つがいかは知床で繁殖しているので、オス・メスが並んで樹にとまっている姿を見ることができます。そんなとき、よく観察してみると体の大きさの違いでオス・メスを見分けることができるかもしれません。ぜひ観察してみてください。
<その他確認した鳥獣>
鳥類:オオセグロカモメ、セグロカモメ、ワシカモメ、オオハクチョウ、
ホオジロガモ、カワアイサ、シノリガモ、ハシブトガラス、ハシボソカラス
哺乳類:エゾシカ
(環境省 菅原)