北海道の短い短い夏も終わりです。
朝晩のぐっと冷え込んだ空気が、
長く厳しい冬の気配が秋の足音と一緒にやってきたなと
感じさせる今日この頃です。
さて、先日の21日にカラフトマス及びシロザケの遡上確認を行いました。
8月中旬からここ知床に遡上するカラフトマス。
カラフトマスの大群に交じって1匹だけシロザケを発見!
一般的にサケ、秋鮭とも言われるシロザケ。
「時不知(ときしらず)」や「目近(めじか)」、「鮭児(けいじ)」など
獲れた時期や産卵の時期によってたくさんの呼び名があります。
ここ知床では、10月頃から遡上するシロザケをちらほらと見ることが出来ます。
秋の代名詞のようなマスとサケですが、
私は、マスが夏の終わりを、サケが冬の始まりを知らせてくれている
ような感じがします。
ここ羅臼に来たからには、みなさんもぜひ
実際に見て、食べて、マスやサケといった旬のおいしいものを存分に堪能して、
そして、たまには六感も働かせて(?)
知床の雄大な自然を感じてみてはどうでしょうか!
(知床財団 インターン 渡部)