羅臼岳・知床連山|知床世界自然遺産・知床国立公園 羅臼ビジターセンター

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羅臼湖巡視(5月31日) [2017年06月01日]

昨日、羅臼湖へ巡視に行きました。この時期の羅臼湖は雪道と夏道が混じっていることもあり、トレッキングの難易度が上がります。そこで今回のブログは、羅臼湖へ行く際の注意点を前回(5/22)行った羅臼湖の画像と比較した記事を書きたいと思います。

まず入口の案内看板から

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写真は5月22日のものです。この時点で看板は半分しか出ていませんでしたが、8日経過すると

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看板は全部出ました。

雪の高さが変わることで周囲の見え方ががらりと変わりますので、何度も羅臼湖へ行ったことがある方でも夏道をさがすことに苦戦します。


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羅臼湖入口案内看板すぐの場所ですが、夏道のルートは左側にあります。左へ進むと


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写真の夏道が出てきますが、この時点で道を見つけるのは難しいです。探すポイントとしては、ササ藪の中に不自然に獣道のようなスペースがあるので、それが見つけられれば二の沼まで夏道で行けます。夏道はずっとこのような状態です。

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一部雪解けの影響で水たまりがあるので、長靴必須です。
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二の沼
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まだまだ水は少ないですが、左側の雪渓が無くなる時期にはちゃんとした沼になります。

二の沼から三の沼までの区間は雪道と夏道が交互に出てくるので、しっかり地図とコンパスを使って夏道を見つけて下さい。

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三の沼
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三の沼も沼になるのはまだまだ先です。三の沼からアヤメが原までの道は、雪渓がびっしり残っています。画面の左上に進むと夏道が出てきますが、またすぐに雪渓になります。

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涸れ沢の雪渓(画面の下から上へ向かとアヤメが原に出ます)


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アヤメが原の夏道①

RIMG3516.JPGアヤメが原の夏道②(木道はすべて出てます)

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アヤメが原の木道が終わると夏道の石段が出てきますが、下段から中腹までは雪が残っています。この先は特に迷いやすいポイントとなります。どこ見ても同じ景色に見えますので、周囲を良く見て夏道を見つけて下さい。

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雪渓を越えると四の沼が出てきます。周辺はミズバショウの群落が綺麗に咲いています。

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後方の山は知西別岳

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四の沼から先の夏道はササとハイマツに覆われているので、前方に注意して歩いて下さい。

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羅臼湖展望の近く

以上が羅臼湖の状況です。
この日は晴れていたので山座同定することが出来、方向を把握することが出来ましたが、この時期よく霧が発生する羅臼湖は道迷いする可能性が高いです。地図とコンパスが出来るからといって過信しすぎてはいけません。道が分らなくなったら、分かる場所へ戻ること。そして霧が発生して自分の居場所がわからなくなったら、むやみに動かずに霧が少し晴れるまでその場で待つことが大切です。

まずは羅臼ビジターセンターのスタッフから情報収集をしてから、羅臼湖へ向かってください。

知床財団 茂木


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