羅臼岳・知床連山|知床世界自然遺産・知床国立公園 羅臼ビジターセンター

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5/14 羅臼温泉登山道の状況 [2019年5月21日]

も満開を迎え、知床・羅臼も新緑の季節に突入しております。

しかし、少し高度を上げるとまだ初春といった景色が広がっております。
第一の壁から第二の壁間のトラバース箇所は残雪により、
登山道が非常に不明瞭な状態でした。ご注意ください。

スズラン峠周辺。登山道はほとんど雪の下。

泊場から屏風岩の間。広く残雪に覆われております。屏風岩も真っ白。
周辺は平で広く似た景色が続き、迷い込みしやすい箇所です。

屏風岩からお花畑周辺。急勾配の雪面が延々と続きます。
残雪期では最も体力の消耗が激しく、雪崩の危険、視界不良による迷い込み等リスクの高い通過箇所です。

岩清水はまだ雪と氷に覆われておりました。

山頂直下。登山道はそれと分かる箇所もありましたが、ほぼ全て雪と氷に覆われておりました。
ガリガリの斜面もあれば踏み抜く箇所も多く、予想以上に時間を要します。

羅臼平方面。羅臼平はすでに顔を出しておりましたが、登山道は雪で覆われておりました。
知床連山もまだ残雪が多いようです。

残雪期の羅臼岳は日を追う毎に足下の状況が変わり、厳冬期とは異なる通過の難しさがあります。
余裕を持った計画と必要十分な装備を整えてご利用ください。
※5月11日(土)、12日(日)に降雪あり。


確認した生物については下記の通りです(植物は開花しているもののみ記載)。
植物1:エゾヤマザクラ、エゾエンゴサク、エゾノイワハタザオ、ヒメイチゲ、オオタチツボスミレ、ミヤマスミレ
植物2:ツボスミレ、ハウチワカエデ、エゾイタヤ、バッコヤナギ、センボンヤリ、アキタブキ、エゾヒメアマナ
植物3:コミヤマカタバミ、ショウジョウスゲ、ヌカボシソウ、ミヤマハンノキ、エゾノリュウキンカ
植物4:チシマネコノメソウ、ツルネコノメソウ
鳥類1:オジロワシ、オオアカゲラ、アカゲラ、コゲラ、ルリビタキ、キビタキ、シジュウカラ、ヒガラ
鳥類2ハシブトガラ、ゴジュウカラ、コマドリ、ウグイス、センダイムシクイ、エゾライチョウ、キジバト
哺乳類:エゾシカ、ヒグマ(足跡)、エゾユキウサギ(糞)、オコジョ(糞)
昆 虫:クジャクチョウ、コヒオドシ

羅臼自然保護官事務所 宮奈

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