羅臼岳・知床連山|知床世界自然遺産・知床国立公園 羅臼ビジターセンター

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7/30 羅臼湖の状況 [2019年8月1日]

い暑いといっても夏ならばと沢山の方が羅臼湖に訪れています。

羅臼湖へ向かう遊歩道の途中には大小4つの沼があり、その周辺の湿原を楽しむことができますが、
もっと目にする光景があります。

それは笹原です。
一見すると暑苦しいだけの存在に思えてしまうかもしれませんが、
この笹を食べ物にしてきた生きものが今大手を振るって空を飛んでおります。

こちらはクロヒカゲ。
最も普通に見られる森に生息するチョウです。
大小様々な蛇ノ目が際立つジャノメチョウの一種です。

次いでこちらはヒメキマダラヒカゲです。
クロヒカゲよりも少し黄色っぽく見えるジャノメチョウの一種です。
泥濘んだ地面に舞い降り、水分を補給しておりました。。

ナガボノシロワレモコウの上で蜜を吸っているのがコチャバネセセリ。
北海道で最も見付けやすいセセリチョウの一種です。
新鮮な動物の糞に水分や養分を吸いに集まっているところをよく見かけます。

これら3種のチョウは全て幼虫が笹を食べ物としています。
時に鬱陶しく思えてしまう笹原ですが、彼らにとってはご馳走の山なのです。


確認した生物は以下の通りです(植物は開花している種のみ記載しています)。
植物1:ゴゼンタチバナ、ハイオトギリ、ヒメカイウ、モウセンゴケ、ウメバチソウ、
植物2:アキノキリンソウ高山型、ホソバノキソチドリ、ミヤマチドリ、エゾノカンゾウ、
植物3:コバギボウシ、エゾシロネ、ナガボノシロワレモコウ
昆虫1:ルリイトトンボ、アオイトトンボ類、カオジロトンボ、アサヒナコミズムシ、
昆虫2:マツモトマメゲンゴロウ、ミヤマミズスマシ、クロヒカゲ、ヒメキマダラヒカゲ、コチャバネセセリ
鳥 獣:ルリビタキ、ウグイス、カッコウ、アオジ、モズ、アカハラ、ハシブトガラス、エゾシカ

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他にもこんな昆虫に出会えます。

ルリイトトンボ

アオイトトンボ類

カオジロトンボ

羅臼自然保護官事務所 宮奈

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