人が病気にかかっているところを人生で一度も見たことがない人はいないでしょう。 人にとって病気はとても身近な問題です。 では植物が病気にかかっているところをご覧になった方はいるでしょうか。
こちらのイヌタデはクロボ菌と呼ばれる菌の一種に感染していました。 病名は黒穂病。花周辺ではクロボ菌の胞子が出ていました。 人以外の生物も当然病気にかかる可能性があります。 普段見ている生きものの行動や形態が変わっていたら病気にかかっているかもしれません。
羅臼自然保護官事務所 宮奈