冬、日本の太平洋側は北から冷たい乾燥した風邪が吹きやすく、お肌の荒れやすい季節となります。 乾燥をおそれるのは人間だけではありません。植物にとっても乾燥は大敵です。 水が少なくなると細胞に張りがなくなり、葉を広げたり、茎をまっすぐに伸ばしたりすることが できなくなってしまいます。 常緑性のシダ植物、シノブカグマの葉が乾燥したためか縮れておりました。 人間のような骨格を持たない植物にとって、水は体のかたちを維持するために 必要不可欠なものなのです。
羅臼自然保護官事務所 宮奈