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エゾシカの過酷な冬 [2019年12月25日]

2014年撮影

羅臼町内でエゾシカを発見しました。

彼(彼女)等は、無事に春を迎えることができるのでしょうか?

シカが増えすぎた事で、シカが好む植物が被食によって数を減らす一方、餌として好まない外来植物が目立つようになったり、樹皮が食べられる事によって立ち枯れする樹木が増えたり、厄介者の印象が強いエゾシカですが、知床の過酷な冬を越すのは命がけです。

知床の過酷な冬の一例。2014年の暴風雪時、VCの玄関は雪で埋もれました。

深い積雪はエゾシカの行動を阻害し、餌となる植物や樹木を食べるのも容易ではなくなります。

狩猟によって得られたエゾシカの肉を食べる機会があれば、感謝の気持ちを忘れずに、ありがたく頂きたいものです。

手袋すらも突き破る鋭いトゲを持つ外来植物のアメリカオニアザミです。駆除活動も容易ではなく、さすがのエゾシカも食べません。

(知床財団・上村)

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