羅臼岳・知床連山|知床世界自然遺産・知床国立公園 羅臼ビジターセンター

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4/22 羅臼岳の状況 [2020年4月24日]

がチラつく日もありますが、ミソサザイがさえずるようになり、
足元ではアキタブキの他にもエゾエンゴサクやヒメイチゲの花が見られるようになり、
より一層季節の移ろいを感じるようになってまいりました。

羅臼岳はまだまだ雪に覆われておりますが、
ちょっと早めの登山道事情をお伝えさせていただきます。
まずは登山道入口から木隠れの滝まで。
雪を踏むことは少ないですが、足元がぬかるんでいる箇所が多いです。
スパッツはほしいところです。

木隠れの滝から里見台まで。
しっかり登山道が出ているところもありますが、5割は雪に覆われています。
少し開けたところでは迷い込みの可能性あり。

唯一休憩所が設置されている里見台を過ぎて第一の壁までは登山道の8割が雪の下でした。
笹の刈り痕を見れば登山道だと分からなくもないですが、ここも迷い込み注意です。

第一の壁にくると雪がなくなっておりました。
しかし、ここで安心してはいけません。

その後は急傾斜にできた雪渓をひたすらトラバースすることになります。

第2の壁まではこの状況が続きます。
途中登山道が見えているところもありますが、不明瞭な箇所が多いです。
道を探しながら歩くため、通過するには多くの時間を取られてしまいます。

いつもより30分以上遅くスズラン峠に到着。
今回はここまでとなります。
この先も登山道のほとんどが雪に覆われておりました。

残雪期はハイシーズンの登山道事情と全く異なっております。
いつもと違った雰囲気、高い目線からの風景は魅力的ではありますが、
ご利用の際は充分に装備を整え、現地の情報収集に努めていただけたらと思います。

新シーズンも沢山の方が安全に羅臼岳へと登られることを願っております。

※コロナ対応※
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、
知床羅臼ビジターセンターは5月6日(金)まで臨時閉館しております。
電話での情報提供は平常通り行っておりますので、お気軽にご連絡ください。

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・今だからはっきりと見られる景色・

知西別岳(チニシベツダケ)東側のバットレス

第2の壁全景

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確認した生物は以下の通りです(植物は開花している種のみ記載しています)。
植 物:ダケカンバ、ケヤマハンノキ、エゾエンゴサク、ヒメイチゲ、チシマネコノメソウ
鳥 類:オオワシ、アカゲラ、コゲラ、エゾライチョウ、ルリビタキ、ヒガラ、ミソサザイ、キセキレイ
哺乳類:ヒグマ(糞)、キタキツネ(糞)、エゾシカ

羅臼自然保護官事務所 宮奈

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