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7月4日~6日 知床半島先端部巡視 [2020年7月11日]

7月4日から7月6日までの3日間、知床半島先端部の巡視を実施しました。

※知床半島先端部・赤岩エリアでのヒグマとの危険遭遇事例(4月14日)の発生により、レジャー利用の自粛となっていた先端部の海岸トレッキングですが、現地調査を重ねた上で7月1日より自粛解除となりました。

先端部海岸トレッキングの玄関口である羅臼町の相泊を早朝に出発し、漁師番屋を横目に長い石浜歩きが始まります。

7月中旬から昆布漁が解禁されると、浜は昆布や漁具で埋め尽くされます。その際は必ず端を通ってください。足場不安定な石浜歩きが続き、

急斜崖を登攀して、

岩礁地帯をへつり、

海岸線に立ちふさがる巨岩帯を越え、

海岸線を渡れない場所では高捲きで迂回する。

垂直の壁を懸垂下降して、

といった具合に過酷なルートが続きます。

これらの難関を乗り越えて到達する知床岬。長い道のりを経て得られるご褒美の絶景です。

海岸トレッキングは冒険感満載の環境変化に富んだルートですが、少しでも気を抜くとケガや事故の危険性が高いルートでもあります。入念な下調べや装備の準備が必要な場所ですので、知床半島先端部地区利用の心得(シレココ)ルサフィールドハウスで事前に情報収集を行ってから出発しましょう。

ちなみに、知床岬に到達するまでは必ずと言ってよいほどヒグマと遭遇します。

(降下先に出現したヒグマ。その場からいなくなるまでしばらく様子を見ていました。)

いつどこを歩いていてもヒグマと出遭う可能性がありますので、しっかりとした対策や知識が必要です。ヒグマの情報収集も忘れなく万全の態勢で臨む場所、それが知床半島の先端部地区です。

知床財団 金川

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