羅臼岳・知床連山|知床世界自然遺産・知床国立公園 羅臼ビジターセンター

北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢6-27 TEL.0153-87-2828

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9月9日羅臼岳巡視 [2020年9月11日]

毎月おこなってきた羅臼岳巡視、残暑が続く9月9日は5時スタート。

登山口から休憩ポイントの里見台を過ぎ、第一、第二の壁。登りでは標高を稼げず、
下りでは疲弊してササが覆う斜面を下方へ滑り落ちそうになる定番のダラダラルート。

樹林を抜けると眩しい白!青!

じりじり迫る陽射し。 晴れが嬉しい反面マズイぞこれは、暑くなる予感…

このルート唯一の水場である泊場。
左岸の湧き水を見落とさず、たっぷり汲んで行く。

泊場から10分も経たない登山道ど真ん中に、堂々としたカタマリ。
落とし主はさぞ大きな黒い御仁でありましょう。ちなみにクマ糞を採取するのも大事な仕事。

紅葉にはまだ早い沢を抜け、このコースのハイライト、屏風岩。
急登で有名な?厳しい雪渓は9月にもなれば見る影もなく、登山道全開!
しかしこれはこれで登りにくいので侮らないでほしい。

ルートを外さないようにペイントを注視しながら、お花の終わったお花畑を通過。
ここから岩清水への直登は、砂と石に足をとられ、数十メートルだけでも思うように進まない。
このコースはとことん絞られる。

お花畑~岩清水直登ルート付近から山頂まで、片道だけでさらに小一時間はかかる。
下山は想像以上に時間を要する。この時点で昼を過ぎているなど通過時刻によっては引き返しを検討すること。

もうとっくに清水の枯れた岩清水を通り抜け、両手足を踏ん張って山頂へ。

変わらずある風景に安堵。
今シーズンの登山を振り返りながら、すべてのもの、ことに感謝。

この日、羅臼温泉コース往復登山中に、熱中症となり下山が日没後となったパーティーがありました。今回は自力下山できましたが、陽射しのない森は真っ暗闇。9月は日の入が早く寒暖の差も激しい秋の山です。
防寒着のほか、ヘッドランプ、緊急時に対応できる装備で、行動は早めに切り上げるようにしてください。

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲ 今年度の登山道整備は終了しました ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲ 

羅臼温泉コースの登山道整備は終了しました。
お花畑分岐の標柱や、サシルイ沢への迷い込み防止ロープの撤去等は10月上旬ごろ行なう予定です。
今後の同コース利用については条件等大変厳しくなります。相応の体力スキルに及ばない、不安がある場合は来夏以降の利用を検討ください。
ご質問等は知床羅臼ビジターセンターでお受けいたします!

(知床財団イナバ)

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