登山

 知床の山々は、高緯度地域であることから山頂付近では夏でも氷点下になるなど厳しい気候条件下にあります。また、世界でも有数のヒグマの高密度生息地域であることから、入山に際してはヒグマに対する知識や対策も十分に身につけておく必要があります。しかし、世界自然遺産に登録された原生的な自然を有する知床の山々は、訪れる人に多くの感動を与えてくれるでしょう。本州と比べて比較的低標高からみられる高山植物のお花畑やキタキツネ、エゾシマリスなどの野生動物の姿が登山道上から度々見られるほか、山頂から根室海峡越しに見る国後島の眺望は知床ならではの景色です。 知床のルール・マナーを守った上で知床の雄大な醍醐味を味わえる登山をお楽しみ下さい。◆知床国立公園利用のルール ⇒ http://www.env.go.jp/park/shiretoko/guide/rule_1/index.html

【英嶺山(えいれいざん)】

【所要時間など】往復約3時間

【駐車場】羅臼町公民館など市街地の駐車場をご利用下さい。

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羅臼山岳会の会員によって最近ひらかれた登山道です。羅臼岳登山の足ならしにおすすめ!
羅臼市街地の高台にある羅臼中学校の校舎裏に登山口があり、山岳会の設置した入山箱が目印です。平日に車で来る方は、中学校よりも更にふもとの公民館に駐車するようにして下さい。


登山口からしばらく登っていくと、羅臼市街地と国後島を一望することができます。さらに登ると20分ほどで景色の美しい沼(四ツ倉沼)に出ます。そこからはササを切り開いた道が山頂までほぼ一直線に伸びています。英嶺山の山頂(標高521.4 m)からは、天気が良ければ国後島はもちろん、知床連山の山並みも眺めることができます。
帰りはちょっと支道へ寄り道して、「熊見台」や「三角山」からの眺望を楽しむのも良いでしょう。

※本当に校舎の真裏が登山口ですので、平日は授業の邪魔にならないように気をつけて下さい。また学校関係者に会ったら挨拶をお願いします。


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【羅臼岳(羅臼温泉登山口)】

【駐車場】

【所要時間など】 往復10~12時間程度 片道;7km

【駐車場】羅臼温泉野営場駐車場(無料)

 

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羅臼温泉登山口から知床最高峰の羅臼岳山頂に至るコースです。

里見台~ハイマツ原~泊場~屏風岩~石清水といったポイントを通過する登山道は、奥深い針広混交林、硫気孔原、沢沿いの岩飛び、高山植物が咲き乱れるガレ場ありと変化に富んでいます。

羅臼側の登山口は比較的登山者が少なく、知床の本来の静寂な雰囲気・秘境感が十分に堪能できることが大きな魅力となっているコースですが、夏まで残る、急で大きな屏風岩の雪渓があることに加え、距離が長く時間を要するため、十分な計画と事前の情報収集が必要なコースです。

・残雪のある期間はアイゼン、ピッケルが必要です。

・下山時に雪渓を下りすぎる等の道迷いが多発しています。必ず地図を確認しながら行動してください。

byobuiwa.JPG←屏風岩の雪渓。距離が長く斜度も大きい。ガスがかかるとルートをロスしやすいので注意が必要。

 

 

 

 

 


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【羅臼岳(岩尾別温泉登山口)】

 

【所要時間など】往復8時間程度 片道;5.5km

【駐車場】無料(木下小屋周辺など)

岩尾別口から知床最高峰の羅臼岳山頂に至るコースです。羅臼側より比較的初級者向けです。木下小屋~オホーツク展望~弥三吉水~銀冷水~大沢~羅臼平~石清水といったポイントを通過する登山道は良く整備されており、毎年シーズンには多くの登山客に利用されています。

鬱蒼とした深い森の中に続く登山道を抜け、残雪のある大沢へと到着すると両斜面には、色とりどりの高山植物が広がり、羅臼岳山頂に至るまでのハイマツ林ではギンザンマシコやノゴマといった鮮やかな野鳥が見られたりと知床の森・山をじっくり満喫できるコースです。

 

copyiwagikyou.jpg6~8月頃は8合目の羅臼平には様々な高山植物が咲きます。

アオノツカザクラ、エゾキンバイソウ、エゾコザクラ、イワヒゲ、エゾツツジ、イワギキョウ、イワブクロ、チングルマ、メアカンキンバイなど。

 

 

アオノツカザクラ
エゾキンバイソウ
エゾコザクラ
イワヒゲ
エゾツツジ
イワギキョウ
イワブクロ
チングルマ
メアカンキンバイイワヒゲ

・登山道沿いにトイレはありません。登山前にトイレを済ませ、行動中は携帯トイレを使用して下さい。

・大沢などは夏まで雪渓が残ります。アイゼン、ピッケル等を持参し、雪渓の上を歩きましょう(融雪した登山道以外の斜面を歩く行為は、植生を傷めることとなります)。

 


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【知床連山縦走】

【所要時間など】
【駐車場】

【所要時間など】往復 2泊3日程度(経験や天候などにより異なります)

【駐車場】羅臼側:羅臼温泉野営場駐車場

 ウトロ側:岩尾別温泉駐車場

juusou1 (1).jpg 羅臼岳から硫黄山に至るコースです。

羅臼岳~三ツ峰~サシルイ岳~オッカバケ岳~南岳~知円別岳~硫黄山の稜線上のルートです。標高は1500~1600m級の山々ですが、ハイマツや矮小化したダケカンバなどからなる樹林がパッチ状に広がり、登山道沿いにはチングルマ、エゾノツガザクラなどの高山植物のお花畑が広がっています。

 

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また、硫黄山周辺は、知床の固有種であるシレトコスミレの生育地であり、高純度の硫黄が大量に噴出していることでも有名です。6月中旬~7月上旬がシレトコスミレの見頃です。

 

 

 

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※平成23年、カムイワッカ湯の滝から硫黄山登山口までの約600メートル区間は、6月25日~8月25日のみ「通行止区間の特例使用申請」を行った場合については、登山者に限り徒歩による通行が認められます(取り扱いは当面の間試行としての取り組みです)。

 

【申請方法】

道路特例使用承認申請書に必要事項を記入して、持参のほか郵送、FAXメールで事前に提出下さい。申請先は北海道オホーツク総合振興局となります。

 

 

詳しい申請方法と申請書のダウンロードはこちらから

北海道オホーツク総合振興局網走建設管理部(外部リンク)

道道知床公園線(カムイワッカ~硫黄山登山口)の歩行利用の取り扱い(外部リンク)

 

環境省知床財団羅臼町

羅臼ビジターセンターは環境省が設置し、公益財団法人知床財団が管理運営を受託、羅臼町役場の協力を得て、知床国立公園に訪れる方々へ情報提供をおこなっている施設です。

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