羅臼岳・知床連山|知床世界自然遺産・知床国立公園 羅臼ビジターセンター

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知円別岳の麓に水を湛える知床半島最大の湖、羅臼湖。
湿原植物の色、動物たちの声、山岳が映る湖面が揺れる。

9月3日【羅臼湖巡視】自然情報 [2012年09月03日]

 9月3日羅臼湖巡視に行って来ました。

羅臼湖もすっかり秋めいてきました。紅葉こそまだ先ですが。一部ナナカマドが葉を赤く染めていました。まだまだ気温が高い時期ですが、植物たちはしっかりと秋を感じているのかもしれません。

  現在羅臼湖では、歩道の付け替え工事を行っています。トレッキングの皆様にはご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解いただきますよう宜しくお願いします。

また羅臼湖線の古くなった木道は、破損箇所が多いので踏み抜き等に注意して歩くようにお願いします。

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羅臼湖までの木道の風景

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ウメバチソウ

 ウメバチソウは高山の湿地に多く、羅臼湖までの歩道(二の沼、三の沼)で多く観察する事ができます。巡視時にもたくさんのウメバチソウを観察することができました。他にもエゾオヤマリンドウ、ツルリンドウなど秋らしい花が見られました。

 写真はとれなかったのですが、オジロワシが悠然と羅臼湖の上空を飛んでいました。青空をバックに観察するオジロワシは他の猛禽類にはない風格を感じます。

 羅臼湖には、希少な湿原植生が残されています。歩道や木道からはみ出して湿原に踏み込まないようおねがいいたします。またストックを使う方は、キャップを付けて植生保全への配慮をおねがいいたします。ヒグマ対策もお忘れなく!

 

<巡視で観察された動植物>

鳥類:アマツバメ、ウソ、アカゲラ、キセキレイ、オジロワシ(成鳥1幼鳥1)

植物:アキノキリンソウ、ミミコウモリ、ワタスゲ、ミタケスゲ、サワギキョウ、

   ナガボノシロワレモコウ、ツルリンドウ、ウメバチソウ、エゾオヤマリンドウ

両性類:エゾアカガエル

                              (環境省 菅原)

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