羅臼岳・知床連山|知床世界自然遺産・知床国立公園 羅臼ビジターセンター

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百名山の一つ、羅臼岳。
その羅臼岳から連なる知床連山は、知床半島の背骨。
一歩踏み入れば、知床の雄大な地の息吹に抱かれる。

8月17日~18日【知床連山巡視】 [2015年08月21日]

岩尾別登山口から硫黄山登山口まで巡視を行いました。

(写真は二ツ池のタカネマメゲンゴロウ)

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大沢の雪渓はかなり溶けていましたが、部分的に残っている箇所がありました。

周辺の植生を踏まないよう、不安な方はアイゼン等の装備を忘れずに。

 

 

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三ツ峰野営指定地の水は涸れていました。(写真左)

サシルイ岳(オッカバケ側)にはわずかに雪渓があり、水が流れていました。

1週間もつかどうかといったところでしょうか。(写真右)

 

 

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二ツ池野営指定地に到着しました。この日は東岳~硫黄山の素晴らしい眺望が

見えていました。ちなみに付近の雪渓はまだ残っていましたが、こちらもあと

1週間もつかといったところでした。



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オホーツクの雲海に沈む太陽を見ながら、1日目の巡視は終了しました。

 

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巡視2日目です。

この日朝は晴れていたのですが(写真左)、出発直後から雲行きが怪しくなり、

なんと羅臼岳~オッカバケ岳がものの数分で、強い風と雲に覆われてしまいました。

(写真右)

 

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中の廊下(知円別分岐~火口分岐)までは、まだ雲と風が来ておらず

間一髪やりごすことができました。稜線上は天候が変わりやすく、

シビアに時間配分や山行決定の判断が求められる時があります。

 

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さて、第一火口野営指定地に到着しました。

雪渓がまだ多く残っておりしばらく水の確保はできそうです。

フードロッカーとテント場も露出しており利用可能でした。

 

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火口分岐~硫黄山~硫黄沢上部までは、昨年多発した遭難事故を受け、

標識杭等多く設置されていましたが、視界不良時は特に周辺をよく確認する

必要があります。

 

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硫黄沢はまだ雪渓が残っていました。一部クレバスの様になっている

箇所あるので、ルート選択は慎重に。



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硫黄沢ではヒグマに遭遇しました。

20分後ヒグマが逃げなんとか通過→下山することができましたが、

かわそうも道幅が充分になく、また足下が雪渓で身動きが取りづらい状況でした。※

 

  環境省 羅臼自然保護官事務所 高橋

 

※ここ数周間の間、岩尾別登山道の大沢、羅臼温泉登山道の屏風岩、羅臼平で頻繁にヒグマが目撃されており、813日には三峰野営指定地に設置していたテントがヒグマにより破られる事案が発生しています。

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