キタキツネやヒグマ、海鳥など野生動物に、エサを絶対に与えないで下さい。自然の生態系を乱すだけでなく人に近寄るヒグマを創り出したり、野生動物の交通事故を招いたりと、人にも動物にも不幸な結果をもたらします。
植生保護のため、歩道や木道から外れないで歩きましょう。写真撮影の際にも、植生地には踏み込まないでください。植物が踏み荒らされたり、土が削れたりしてしまいます。特に湿原や高山植物等踏みつけに弱い植生の中には入り込まないでください。
草花や樹木、石などを採取したり傷つけたりしないでください。あなたの次に訪れる人がそれを見られなくなってしまうばかりか、希少な生物の減少にも繋がります。野生動物への追い回しや近づきすぎによる観察は、野生動物の生活を脅かします。動物にストレスを与えないよう、そっと見守りましょう。また、在来生物の生息を脅かすことにつながるので、故意に外来種を持ち込まないでください。
景観や野生動物に影響を及ぼしますので、ゴミは全て持ち帰ってください。投げ捨てられた空き缶に残ったジュースや食べ物の味をおぼえたヒグマは、人間の食べ物を目当てに人に近づいたり、更には人を襲うようにもなりかねません。
人が連れ込んだペットが、ヒグマを刺激してしまうことがあり、危険です。やぶの中で人をやり過ごそうとしていたヒグマにペットが吠え、飼い主と周囲の人を危険な状態にさせてしまうことがあります。
食べこぼしや食べ物のにおいはヒグマやキツネを引き寄せる原因になります。基本的に、野営場以外で調理は行わないでください。
知床は、全域がヒグマの生息地です。出会わないようにすることが一番の安全対策ですので、登山道では鈴を鳴らして歩くなど、ヒグマに自分の存在を知らせましょう。その他、ヒグマの生態をよく知った上で、私たちがとるべき行動を熟知することが大切です。
そのとき自分たちが危険にさらされるだけでなく、人の接近に慣れすぎてしまったヒグマは、トラブルを起こすようになってしまう場合があります。車から目撃した場合であっても決して車を降りず、速やかに立ち去りましょう。
エゾシカ、キツネなどの野生動物が飛び出してくることがあり、大きな事故につながります。特にエゾシカは、群れに追従する習性があります。道路に1頭飛び出してきたら、あとを追って飛び出してくることを予測しましょう。
漁業は、自然と共存して暮らす知床の人々を支える重要な産業です。漁場や漁業施設(コンブ干場、定置網、番屋など)に立ち入るなど、漁業活動の妨げになることはしないでください。
知床には、その地区ごとにルールがあります。知床の自然を安全・快適に楽しむため、利用のルールへのご理解とご協力をお願いします。
・知床半島中央部地区(主に含まれる場所:羅臼湖、羅臼岳、知床連山)
・知床半島先端部地区(主に含まれる場所:知床岬、知床岳、知床沼)
・知床五湖・カムイワッカ方面マイカー規制情報(主に含まれる場所:知床五湖、カムイワッカ湯の滝)
↓知床データセンター参照↓
羅臼ビジターセンターは環境省が設置し、公益財団法人知床財団が管理運営を受託、羅臼町役場の協力を得て、知床国立公園に訪れる方々へ情報提供をおこなっている施設です。