羅臼岳・知床連山|知床世界自然遺産・知床国立公園 羅臼ビジターセンター

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9月19日【熊越の滝】自然情報 [2012年09月19日]

 9月19日に熊越の滝の巡視に行って来ました。

 熊越の滝では、ヤマセミという鳥が観察できました。最初は鳩かと思ったのですが、よく観察すると冠羽が立派なヤマセミでした。

 ヤマセミは、カワセミの仲間で山地の渓流でよく観察される鳥で、大きな冠羽があり、全身が白黒の縞模様であるのが特徴です。「ケッ、ケッ」という声で鳴きます。

 ヤマセミは、夏から秋にかけて観察できる夏鳥とされていますが、ここ羅臼では冬場もいることが確認されています。同じ個体が越冬しているのか、それとも違う個体と入れ替わっているのか、真冬もいるのか、など詳しいことはまだ分かっていませんが、冬の時期のヤマセミに出会えるのは珍しいことのようです。

ヤマセミはとても警戒心が強く、今回の巡視では、カメラに納めることはできませんでしたが、とても見応えのある野鳥です。

ぜひ、観察に訪れてみてはいかがでしょうか。

 熊越の滝もますます秋めいて来ており、熊越の滝の歩道には、アカイタヤやハリギリなどの落ち葉が観察できました。

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熊越の滝に訪れる際には、ヒグマ対策を怠らずにお願いいたします。

秋のヒグマは、食いだめをして冬眠に備えるため、餌を探して行動範囲が広がる事が考えられます。特に今年は、ヒグマの目撃が非常に多く注意が必要です。

 クマスプレーや鈴は必ず持ち歩くようにしてください。クマスプレーは羅臼ビジターセンターでレンタルすることもできます。まずはヒグマに出会わないようにすることが最善のヒグマ対策です。それでも出会ってしまったときはどうしたらいいのかなど、事前にヒグマの対処法を身につけた上で、自然観察を楽しんでください。 

 

<観察できた動植物>

 野鳥:ヤマセミ、ハクセキレイ、キセキレイ、ゴジュウカラ、アオジ、イワツバメ

 植物:[在来]ミミコウモリ、ミヤマトウバナ、ヨツバヒヨドリ、ミゾソバ、

        ハンゴンソウ

                              (環境省 菅原)

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